男子ゴルフの片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯(9月11日から、北海道・恵庭CC)の開催発表会が18日、都内で行われ、優勝賞金が国内最高を更新する7000万円と発表された。
昨年から始まった同大会は男子ツアーには含まれず、
アイアンセット昨年の優勝者松村道央(31)は賞金4000万円と「グローバル・チャレンジ・サポート」と呼ばれる ボーナス1000万円の計5000万円、欧州ツアーのハッサン2世トロフィー(26日から、モロッコ)への出場権を手にした。今年は新たにレクサスが特別 協賛について増額した。ちなみにツアー競技の優勝賞金の最高額はダンロップ・フェニックスなどの4000万円となる。
ネスレ日本の高岡浩三社長(54)は「やる限りは日本一の大会に」「日本のマスターズにしたい」「日本だけでなく、世界から注目される大会に」と意気込 みを披露した。出場は32人で、ホストの片山晋呉(42)ら事務局が選出。本大会の趣旨が「日本の選手が海外への挑戦を支援する」ということから、日本選 手に限られ、世界ランクや賞金ランクが参考とされると同時に、若手にチャンスを与える「21世紀枠」も継続の見込み。本家のマスターズ同様に“招待”の選 考基準は非公開となりそうだ。
一方で片山はホストで終わるつもりはなく、「目標は表彰式で自分で自分に(優勝杯などを)渡すこと」と永久シード選手としてのプライドものぞかせた。
また、人気ゲーム「みんなのゴルフ6」とのコラボも決定し、同ゲームの中で使用できる片山のキャラクターのデザインも公表された。
日本勢は宮里藍、横峯ら5選手が出場